元妻・辺見マリさんが取材時に語った 西郷輝彦さんとのなれ初めと離婚

公開日: 更新日:

 なれ初めはクリスマスの時季。最初に会った時に西郷さんが「次のクリスマスイブに会えたらいいね」と。しかし、何の連絡もない。そして作詞家の安井かずみにコシノジュンコのパーティーに誘われ、「西郷さんも来ているみたい」というので出かけたところ、姿はなく、周囲に聞くと風邪をひいたという。諦めきれないマリさんは電話番号を聞いて「来てくださいよ~」と直接電話して「じゃあ、今から行くから」と駆けつけ、付き合いが始まった。

 裏表がない性格のマリさんは好きな人ができたら結婚とすぐに決断。芸能界を辞めて家に入ることも決めていた。結婚は公表せず、会うのはお互いの家だけ。71年の紅白には出場せず、ひっそりとだれにも言わず引退して翌年2月、冬の軽井沢で結婚式を挙げた。

 2人の子供にも恵まれたが、ある時から西郷さんが家を空けることが多くなった。「家出というのか蒸発というのか」とマリさん。そこで人づてに連絡先を聞いて「帰ってきて」と懇願し話し合ったという。だが、「そうこうするうちに2度目の蒸発です」。そして3回目の……。

 離婚の理由は「根っこにはお互いの両親との関係がしっくりいかなかったことがあった」。連載では「幸せな生活を送ってらっしゃることは私にとってもうれしいことです」と語ってくれた。

(峯田淳/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン