60歳を過ぎて「物忘れが…」お勧め外国語の習得で脳と筋力を鍛える
「どうですか調子は? 困ったことがありますか?」――と手術後の患者さんに尋ねると、「心臓の方はいいんですけど最近、物忘れがひどくて……」「人の名前が出てこなくて……」という返事が多くの患者さんから返ってきます。
「めまいがする」「足がむくむ」「なんでも値上がりして困っています!」という返答を上回る頻度です。
みなさん、60歳を越えると手術後の患者さんに限らず同じでしょう。
「それは今まで生きてきて、記憶の倉庫がいっぱいになっているんですよ」と私なりの解釈を披露して、その場をしのいでいます。
私もそうです。とくに人の名前が出てきません。俳優さんなど、顔は覚えているけど名前が出てきません。
先日、すばらしい映画を見ました。「明日の記憶」(東映2006年)です。渡辺謙さん演じる広告代理店の営業部長が、49歳にして若年性アルツハイマーに罹患するというストーリーです。小説を映画化したものです。
しばらく見ていて「あれっ? この映画前に見たことあるぞ」と途中で気が付きました。以前見たことを忘れていたのです。認知症をテーマにした映画で自分が「認知症ではないか?」と気が付かされた次第です。その意味でもよい映画でした。


















