米フェニックス市警の飲酒運転摘発ノルマで不当逮捕? “犠牲者”の女性が11億円の損害賠償訴訟起こす
一昨年12月29日、米アリゾナ州フェニックスで結婚式を挙げたばかりの女性が、同市警に「飲酒・薬物の影響下での運転(DUI)」容疑で逮捕された。呼気検査の結果0.00%で、血液検査でもアルコール・薬物ともに陰性だったにもかかわらず、警察官が「大麻の影響がある」と言いがかりをつけ、逮捕を強行したのだ。
不当逮捕の犠牲者は、カリフォルニア州在住のブリアナ・ロンゴリアさん。病気の父親が結婚式に出席できるように同州からアリゾナ州へ移動し、式の翌日、レンタカーでホテルに向かっていたところ、逮捕された。その後釈放され、起訴も取り下げられたが、逮捕のため昨年7月まで免停に。
ロンゴリアさんは看護師を目指す学生で、がん治療中だったが、「交通手段がなくて治療が遅れた」「学業が中断され、看護師になる目標が狂った」などと主張。逮捕は「警察の非公式なDUI逮捕ノルマ」が原因だったと主張し、市と警察官2人を相手に、700万ドル(約11億円)の損害賠償を求める訴訟を起こした。
ロンゴリアさんを弁護する「サド・アンド・ピアース法律事務所」が入手した警察官のボディーカム映像には、警察官の1人がDUI逮捕件数が少ないと「班から外される」と不安を漏らす音声が記録されている。
写真はロンゴリアさんの対応を話し合う警察官。


















