深津絵里「カムカム」最終週でオードリー・ヘプバーンを想起させた絶妙スタイリング

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 深津は10代のるいから演じていたため、ドラマ内では髪型の変化も多かった。とりわけ〈これぞふかっちゃん〉と視聴者から支持を集めたのは、終盤のベリーショートスタイルだ。

「深津さんといえば、若い頃からショートが似合う女優さんというイメージが強い。年齢を重ねるとフェイスラインの変化などもあって、特にベリーショートはなかなか似合いにくくなりますが、さすがです。オードリー・ヘプバーンのようと言われたのも納得で、文句なくお似合いだったと思います」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 山下氏は最終週の黒のタートルネックにデニムという衣装にも注目したという。

「母を思う気持ちと、過去に対する葛藤を自分の中で繰り返し続けて生きてきたるい。黒のタートルにデニムという究極にシンプルなスタイルは、るいがつらさや悲しみから解放されるクライマックスにふさわしい衣装だったと思います。何の飾りもないので着る人を選びますが、今の深津さんの魅力を最大限に引き出していた。さすがは専属のスタイリストさんのなせる技かと」

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