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太田省一社会学者

1960年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドルなど、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を展開。「紅白歌合戦と日本人」(筑摩書房)、「芸人最強社会ニッポン」(朝日新書)、「21世紀 テレ東番組 ベスト100」(星海社新書)など著書多数。最新刊は「放送作家ほぼ全史」(星海社新書)。

マルチタレントの先駆者・青島幸男 作詞、映画、小説、政界進出まで暴れ回った時代の寵児

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 さらに、政治家としても話題を振りまいた。68年参院選全国区で初当選。まともに選挙運動をやらなかったにもかかわらず、第2位で当選。国会では、当時の佐藤首相を「財界の男妾」と批判して大騒ぎになった。95年には東京都知事選に立候補し、下馬評を覆して当選したことも有名だろう。

 まさに、「時代の寵児」という言葉がこれほど似つかわしい人物もあまりいない。その軽やかな生きざまに、そうしたくてもできない多くの日本人が憧れを抱いたことは間違いない。(つづく)

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