黒田勇樹の変貌ぶりにファン驚愕!いしだ壱成に続き、かつての“美少年俳優”が…復帰の目は

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 自身のインスタグラムで妻、長男との3ショットを公開すると、こうした声が上がったのは俳優の黒田勇樹(40)。短髪にメガネをかけた黒田は犬のぬいぐるみを左手に持ち、口と目を大きく開き妻子同様に笑顔を見せている。だが黒田の変わりように驚いた往年のファンは少なくないようだ。

 黒田といえば、1988年に6歳でNHK大河ドラマ「武田信玄」で俳優デビュー。黒田の名を広く知らしめたのが、最高瞬間視聴率28.9%を記録した94年のドラマ「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」(TBS系)だろう。黒田は堂本剛(43)演じる同級生を死に追いやったいじめの主犯格を好演した。98年公開の山田洋次監督の「学校Ⅲ」では、キネマ旬報賞新人男優賞、日本映画批評家大賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞等を受賞。役者として存在感を示した。

 転機が訪れたのは、2010年の一時引退だった。

「子役時代から美少年ぶりが評判でしたが、10代になって演技力も評価されるようになっていました。28歳で俳優を引退後はネット配信などを行うほか、映画監督デビューまでしたものの、現在まで表舞台から遠ざかっています」(週刊誌記者)

いしだ壱成は復帰に意欲を見せるが…

 黒田同様に表舞台から遠ざかっているのが、いしだ壱成(47)。10代でデビューしたいしだは、93年の「ひとつ屋根の下」(フジテレビ系)をはじめ、黒田が頭角を現したドラマ「人間・失格」と同じく野島伸司が脚本を手がけた95年の「未成年」(TBS系)などでブレイク。当時、武田真治(49)と並んで、中性的な“フェミ男”として女性からの人気を集めただけでなく、演技力も高く評価されていた。

 だが2001年、26歳の時に大麻取締法違反で逮捕。その後、謹慎を経て03年に復帰するも、以前のようにテレビに露出することは叶わず、私生活での交際相手とのトラブル、3度の結婚、離婚を経験。最近では俳優復帰に再び意欲を見せているいしだ。

「現在、トルコで植毛しているという壱成と黒田は、20年来の付き合いで先日もトークショーを行ったばかり。2人とも長い間表舞台から遠ざかっていたせいか、中年になってすっかり風貌が変わってしまっています。ただ、黒田はともかく、復帰意欲のあるいしだはファンからも『再び演技を見たい』という声が上がっています。問題はこれまで数々のトラブルを起こしてきたいしだを、コンプライアンスに厳しくなっているテレビ局が起用するかという点。当然、主役級の扱いはないとしても、ネットに押され閉塞感が漂うテレビ業界でいしだのドラマ復帰が実現したら、面白いことになると思います」(前出・週刊誌記者)

 かつての売れっ子俳優の本格復帰は実現するのか。

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