M-1王者・錦鯉の半生を「ZIP!」が異例の映像化 “中堅芸人ドラマ”は新潮流になるか

公開日: 更新日:

 朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)で、昨年の「M-1グランプリ」勝者のお笑い芸人「錦鯉」の半生を描く「泳げ!ニシキゴイ」が7月19日からスタートするというので話題になっている。

 同番組内で月~金の7時53分ごろから放送される「朝ドラマ」のコーナー。2人の誕生から、青春時代、芸人への挑戦、そしてコンビを結成するも、くすぶり続けた中年が大ブレークを果たすまでを、笑いあり涙ありのホームコメディーとして描くという。

「僕たち錦鯉がまさかのドラマ化! めちゃくちゃびっくりしてめちゃくちゃテンションが上がり、本当に映像化可能なのか? と思いました」(長谷川雅紀=50、写真左)、「まさか自分たちがドラマになるなんて、夢にも思いませんでした」(渡辺隆=44、同右)と、本人たちも驚くことしきりだが、どうやらキャストも豪華で、単なる再現ビデオやドキュメンタリーを超えた意欲作のようだ。

■これまでは「レジェンドクラス」のみ

 芸人の半生を描いたドラマといえば、最近では昨年末にネットフリックスが公開した「浅草キッド」(ビートたけし)や、昨年末に放送された「志村けんとドリフの大爆笑物語」(フジテレビ系)などが記憶に新しい。いずれも大きな話題となったが、あくまで主役は“レジェンドクラスの芸人”。ブレーク中といえども、現役の人気漫才師のドラマ化は極めて異例だ。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」