林遣都が阿部寛に似てきた?「初恋の悪魔」の刑事役は《トリックの上田次郎っぽい》の声も

公開日: 更新日:

クセの強い役を演じてひと皮むけた

「主演の林さんと仲野さん、そして柄本佑さん、松岡茉優さんとメーンの4人はいずれも芸達者で、演技も見応え十分ですよ。まあ、確かに林さんは上田次郎っぽい感じもしますけど」と、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏が笑いながらこう続ける。

「ミステリアスなイケメンというイメージが強かった林さんですが、2019年のNHKの朝ドラ『スカーレット』で三枚目全開のキャラを演じてから、ひと皮むけた感じです。阿部さんも20代の頃につかこうへいさんの舞台でバイセクシャルの刑事役を演じて、それまでの“モデル上がりのイケメン”というイメージを崩したことで人気俳優にステップアップできた。林さんも舞台を見ると、声だけで林遣都と分かる、主張のある個性的な声をしていることに気づかされます。そこも阿部さんと似ている。林さんは“ポスト阿部寛”かもしれませんね」

「初恋の悪魔」は〈クセ強キャラの大渋滞〉とも報じられたが、「中でも林さんが演じる鹿浜は〈キモい〉などと“絶賛”されています。もともとクセ強俳優のはずの柄本さんが4人の中で一番フツーに見えますからね」(ドラマ制作会社関係者)。阿部のような“国民的人気俳優”にステップアップしていけるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」