円楽師匠急逝で風雲急告げる「笑点」大喜利の後継者選び 落語協会と日テレの思惑に食い違い

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日テレ、各協会、一門の思惑が複雑に絡み合い…

 気になるのは“ポスト円楽”の候補者選び。レギュラー陣が所属する団体の事情を考えると波乱は避けられない気配だ。

「本来なら1人減となった一門会から入れるべきなんですが、正直、人材がいない。円楽の直弟子になる三遊亭楽大と三遊亭好楽の弟子にあたる三遊亭好の助くらいしか名前が挙がらない。一方、三平の卒業で1枠減になったままの落協だが、現在、春風亭一之輔の名前が挙がっている。一時期、柳家喬太郎という声もあったようですが、落協は一之輔推しですね」(事情通)

 もっとも日テレサイドの考えは少々違うと言う。

「円楽と一緒に体調がいまいちの林家木久扇の降板も視野に入れて動いていたんです。目的は若返りです。可能であれば40代で固めたい」(前出=日本テレビ関係者)

 さらにこんな声もある。

「円楽の代役で数週間交代で出演したさまざまな落語家がゲストで大喜利に参加しても視聴率は落ちなかった。むしろ、上昇気流にある。いっそのこと木久扇を降板させて2枠をゲスト枠に鞍替えするという案も出ています」(前出=番組関係者)

 円楽さんの早すぎた死が国民的演芸番組「笑点」に風雲急を告げている。

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