著者のコラム一覧
松尾潔音楽プロデューサー

1968年、福岡県出身。早稲田大学卒。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、SMAP、JUJUらを手がける。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で第50回日本レコード大賞「大賞」を受賞。2022年12月、「帰郷」(天童よしみ)で第55回日本作詩大賞受賞。

伊集院光の「至言」リスナーの困惑を真っすぐ肯定、スマホの向こうに後光が見えた

公開日: 更新日:

 ぼくは正真正銘のラジオ世代。マイクに向かってから30年ほどだが、リスナー歴となると半世紀近い。好んで聴くのは自分が関わる音楽系ではなく、トーク主体の番組。達者なおしゃべりを求めて、スマホアプリ「radiko」で地方のラジオを聴くこともしばしばだ。

 同世代でナンバーワンのラジオDJと信じて疑わないのが、伊集院光さん。1995年、ラップトリオ「ファットマンブラザーズ」を結成した彼を、自分の番組のゲストに招いた。

 楽曲を聴いて伊集院さんを真性ヒップホップ好きと見込んでのことだが、大いなる勘違いだったのは番組が始まってすぐにわかった。彼はあくまでしゃべりのプロとして、ラップという新しい言語表現を楽しんでいただけ。音楽のプロのぼくが過信してしまうほど、彼のラップ技術は水際立っていた。

 そんな伊集院光のキャリアの始まりが、6代目三遊亭円楽門下の落語家であることは今ではよく知られている。今年初頭に円楽さんが脳梗塞で入院して以来、全国ネットの5分間ラジオ番組「三遊亭円楽のおたよりください!」を代演(一時期復帰した師匠のアシスタントとしての出演も)で支え続ける伊集院さん。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  2. 2

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  3. 3

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    「日吉湯」は大満足のスーパー銭湯風銭湯 15台分の駐車場も完備

  1. 6

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  2. 7

    NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る

  3. 8

    “脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

  4. 9

    青学大・原晋監督も警戒! 早大総長の「2億円の置き土産」は来年開花するか

  5. 10

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積