「夜霧のハウスマヌカン」ややさんが結婚!「2人揃って還暦越えなので…今日が初公開です」

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ややさん(歌手/63歳)

 歌は世につれ、世は歌につれ……。日本中がバブル景気に向かっていた1986年。今となっては死語化した「ハウスマヌカン」をテーマにしたパロディーソングがスマッシュヒットした。ややさんが歌った「夜霧のハウスマヌカン」だ。90年リリースのダンスミュージック「ランバダ」も一世を風靡。あれから36年、ややさんの今を直撃。

  ◇  ◇  ◇

「取材? 9月に新居を建てたから、こちらでお願いできますか」

 向かったのは、東京駅から京葉線と内房線を乗り継いで1時間余り。東京湾に面した千葉県市原市だった。自宅は最寄り駅から車で3分ほどの住宅地にある一戸建て。玄関のドアを開けると、ややさんと男性に笑顔で迎えられた。

「音楽プロデューサーでキーボーディストの松原君です。実は私たち、6年前から同居してるんですよ」

 えー!? それは初耳。事前にネット検索したものの、結婚情報はヒットしなかったが?

「はい。身内とごくごく親しい友人以外にはズッと内緒にしてまして、今日が初公開なんです。ただ、私が63歳、彼はバツイチ・62歳。2人揃って還暦越えだから今さら結婚式も入籍も面倒でしょ。そんな形式的なことより、お互いを思いやる気持ちこそが大切だと思うので、あえて両方ともスルーすることにしたんです」

 出会いは約40年前。ややさんがメジャーデビューする前で、“松原君”こと松原ひろしさんは、ビートたけし主演のTBS系ドラマ「刑事ヨロシク」(82年)の主題歌「ライオンは起きている」でデビューしたロックバンド・朝倉紀幸&GANGのキーボードだった。

「その後、私が『夜霧の──』でブレークして急に忙しくなり、彼はバンド解散後に故・尾崎豊さんやTUBE、杉山清貴&オメガトライブ、沢田研二さんらのレコーディングやツアーメンバーとして全国を飛び回っていたので接点がなく、ゆっくり話すようになったのは27年後。私が2014年にオリジナルレーベル『ややレコード』を立ち上げる少し前でした」

 松原さんは水木一郎さんら人気アニソン歌手のライブツアーで忙しい中、同レコードにサウンドプロデューサーとして参画。急接近し同居することになった。

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