TBS「ラヴィット!」はW杯の日本勝利もスルー 独自路線とMC川島の高評価で躍動の予感

公開日: 更新日:

《他が同じような内容ばかりの中、この番組は貴重》

《朝は情報よりも、元気を提供してくれるラヴィットの姿勢が好き》

 と好評価が集まった。

■「ラヴィット!」のMCに徹した川島の姿勢

「放送当初は《朝なのに昼の情報番組と同じようなことをしている》《朝の情報番組で、時事ネタを扱わないで数字が取れるわけがない》と酷評されていましたが、若手お笑い芸人や、ジャニーズ乃木坂46日向坂46などのアイドルなどをコンスタントに出演させ、若者の心を掴みつつ、朝から質の高いバラエティー感を楽しめるという独自性が視聴者にじわじわと定着してきたということだと思います」(番組制作会社関係者)

 朝の忙しい時に肩肘張らずに見れるというスタイルが評価されつつある印象だが、その最大の功労者はMCの川島だろう。

「出演する芸人やアイドルなどがリラックスして楽しそうに振る舞えるのは、川島さんだったら何でも上手くさばいてくれるという安心感があるからでしょう。今回のW杯に関しても、小学4年から中学3年までサッカー部だった川島さんとしてはきっと触れたいテーマだったはずですが、『ラヴィット!』MCとしての役割に徹しました。一貫した姿勢が評価に繋がっているのではないでしょうか?」(同)

 とはいえ、まだ視聴率は3%前後を行ったり来たり。朝の情報番組の中でも頭ひとつ抜け出せてはいないが、ブレずに我が道を貫くことで、さらに存在感を示せるか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー