「愛子天皇」が現実味を帯びてきた

公開日: 更新日:

 とはいえ、かつて記者から結婚相手はいるかと尋ねられ、「そういう質問には今後もお答えするつもりはありません」とピシャリと拒んだことからも、マスコミに対しては一切隠し通すつもりだろう。恋人がいるという報道もあるが、すべて推測に過ぎない。電撃結婚説もささやかれている。可能性は否定できないものの、それでは総裁になったばかりの日本工芸会に対して迷惑をかけることにならないだろうか。

 いずれにしても、そう遠くない時期に佳子さまは結婚されるはずだ。もし、結婚されて皇籍を離脱されたら、若い皇族は愛子さま悠仁さまだけになる。三笠宮家や高円宮家の女王が結婚されずに残っても、いずれ両家は廃絶になり、さらに愛子さまが結婚されたら皇籍を離脱する。その結果、未来の皇室は悠仁さまだけとなるはずだ。

 これまで女系・女性天皇に反対してきた中心は故安倍晋三元首相だった。もちろん日本会議や安倍チルドレンも同調して反対してきた。しかし、彼らは安倍の周辺を回る衛星のようなもので、中心の安倍が暗殺されてバックボーンを失った彼らに大きな発言力があるとは思えない。よりどころがなくなったのだから以前のような力はないだろう。今こそ女性宮家および女系・女性天皇を認めるかどうかの議論をするチャンスではないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続