小室圭さんの弁護士合格は「愛子天皇」の道を開くもの 「女系・女性天皇」反対論者じだんだ

公開日: 更新日:

 小室圭さんをバッシングしてきた人たちの中には、「女系・女性天皇」への反対論者が多いといわれる。小室みたいな男を夫にした眞子内親王を女性宮家の当主にしていいのか。もし皇室典範が変わり、その子供が皇族になって、皇位を継ぐようなことにでもなれば日本はおしまいだーーと反対してきた。

 その小室さんがアメリカで弁護士試験に合格し、やっと元皇族の伴侶として「普通」になったのだから大逆転にちがいない。これまで批判してきた人たちはじだんだを踏んだことだろう。では、これで小室さんの評価が上がったかといえば、どうもそうではないようだ。やっぱり嫌われているという。小室さんに関心があるという女性はこんなことを言った。

「小室さんはいつまでたっても悪役。その人がどうなるか気になるんです」

 悪役? なぜ嫌われるのだろう。皇室関係者はこんな解説をしてくれた。

「弁護士という資格を得て、自分で稼げるようになったのでしょうが、ではその実力はどうなのでしょうか。小室さんは大学時代にアナウンサーの養成学校に通っていました。ところが大学を卒業すると三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)に入って丸の内支店に配属されます。ここは東大、京大卒の外為などの知識が豊富で英語が堪能な人がほとんどだから、小室さんはかなり異色の存在だったと思います。小室さんは英語ができるといっても、書くのは苦手だそうで、もしそれが事実なら、丸の内支店はありえないのです。それが2年もしないうちに退職。今度は奥野総合法律事務所にパラリーガルとして入りました。おかしいですよね。これは想像ですが、妻がNYのメトロポリタン美術館の学芸員で、夫は弁護士という夫婦を夢見た眞子さんのために、秋篠宮さまがひと肌ぬいだのではないでしょうか。三菱も奥野総合法律事務所も、秋篠宮家とつながりがあるからです。もちろん殿下は否定しています」

■小室圭さんが嫌われる理由

 学生ならうらやむような就職先をなぜ辞めたのか。これならわからないでもないが……。

「母親の借金のこともずっと返す必要はないとゴネていたのに、秋篠宮さまからしっかり対応しろと言われて、結婚後に解決金として400万円を払いました。渡米するまで住む家を探している様子はまったくなかったのに、いつの間にか一時滞在のマンションを見つけていたのは、やっぱり宮内庁が手配したからでしょう。自らの手で解決したものはひとつもなく、常に他人のふんどしで相撲を取って、それに乗っかってきたんです。そういう生き方の男が眞子内親王と結婚したことに、世間の人たちはいら立つのでしょうね」(前出の皇室関係者)

 これが小室さんが嫌われる理由なのか。

 しかし、それでも、大学で法律を勉強したわけでもないのに、アメリカの大学で勉強して弁護士になるなんて、凡人にはなかなかできないことではないか。

「その努力は認めます。だから今回の合格で、やっと元内親王の夫になれたのだと思います。ただ、地味なことをコツコツやっていく性分ではないので、次は何をやるんだろうと世間は興味津々なんだと思います」(前出の皇室関係者)

 小室さんはアメリカ育ちではないから、英語をネーティブに話せるわけではない。そのうえアジア人だから、弁護士になっても法廷で論戦することはないだろうといわれる。地味な事務作業が主なら不安はあるが、ここは眞子さんのためにも謙虚に頑張ってほしいものだ。なぜなら、小室さんが元内親王の夫らしく振る舞えば振る舞うほど、小室さんを口実にした「女系・女性天皇」つぶしはやりにくくなるからである。ひいては「愛子天皇」の実現に近づくことにもなる。 (つづく)


◆本コラム待望の書籍化!大幅加筆し、好評発売中!
マコクライシス 『眞子さんの乱』で見えた皇室の危機
奥野修司著(日刊現代・講談社 1540円)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗