進化した「美魔女コンテスト」 ファイナリスト全員が全力ポジティブ&ワーキングウーマン!

公開日: 更新日:

 これにはSHOWROOM配信審査の影響も大きいようだ。最近のアイドルはもちろん、ミスコン、雑誌の専属モデルなどは動画配信がマスト。以前の読者投票は誌面のビジュアルだけが評価基準だったが、今は動画配信で“トーク力”も必須。視聴者からの“共感要素”が求められるようになっている。

 美魔女たちも1日に3回なんて当たり前、寝起きメークも移動中も配信。配信に対する熱量は10代のアイドルと変わらない。ただ、オトナの女性は輝く笑顔の“背景”の人生経験、インテリジェンスがトークの強みに。ゆえに起業、子育て、離婚など苦労を乗り越えたポジティブな女性が支持を集めたようだ。こうして最終選考まで、仕事・家事・育児に加えて、3カ月半の動画配信、ブログ配信、水着審査に向けたボディーケアなどを精力的にこなしているとは美魔女のパワフルさに脱帽である。

■次は上海進出

 今後は上海での開催も予定されているという同コンテスト。まさに不景気などどこ吹く風、美魔女こそ弱った日本の救世主かもしれない。

(取材・文=岩渕景子/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態