寺島しのぶ“歌舞伎界の伝統”に屈しない「役者の血筋」 長男・寺嶋眞秀が来年のNHK大河に出演

公開日: 更新日:

「あなた、女優やりたいんじゃない?」

 父との舞台共演の際、自宅を訪れた故・大地喜和子さんからそう向けられて、うなずいた。それで文学座の狭き門に挑み、超難関を突破したのには、表現する場を求めてあふれ出る芸能一家の血があってのものだろう。

■「私にしかできないと思ったものは絶対にやる」

「当初は親の七光との見方も出ていましたけど、寺島さんは体当たりの演技で名を上げていきました」

 そう寺島を知る映画プロデューサーは言い、こう続けた。

「東京国際で優秀主演女優賞に輝き、名を上げた『ヴァイブレータ』から、傷痍軍人の妻を演じた『キャタピラー』など、彼女の代表作には女優魂とか潔い脱ぎっぷりが話題になったものです。ただ、ご本人は『どんなに困難があっても、これは私にしかできないと思ったものは絶対にやる』と言い、脱ぐ脱がないは二の次なんですね。お母さま(富司純子)から『映画は特別なもの』といつも言われていたというし、たしかに、何より全力で表現したかったのでしょう」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る