テレ東「世界なんでその歌知ってるの?」でわかった日本のスタンダード曲が再評価されるワケ

公開日: 更新日:

 18日のNHK定例会見で林理恵メディア総局長が昨年の「紅白歌合戦」について「素晴らしいものに仕上がった」と自画自賛した。「ジャニーズK-POPだらけで見るところなし」「知らない歌ばっかり」という視聴者の批判の声は耳に届いていないらしい。

 全世代、誰もが知るヒット曲が生まれにくくなった昨今、歌番組の在り方も難しくなってきた。Z世代をターゲットにすれば中高年に刺さらず、その逆もしかり。紅白が陥っているのがそのジレンマだ。

 そんな中、13日に放送された「世界なんでその歌知ってるの?」(テレビ東京系)を評価する声が上がっている。日本の歌を歌える人を探しに世界を捜索。歌唱してもらった後になぜその歌を知っているのか聞いた。

 トルコで名前があがったのは天地真理の「ひとりじゃないの」や吉幾三の「酒よ」、八代亜紀の「舟歌」。「舟歌」をインターネットで知ったという女性は「初めて聴いた時、心に響いたんです。これほど表現力のある歌手の歌をいままで聴いたことがなかったので。どこで聴いてもその歌の情景が頭に浮かびます。それが演歌のよさです」と語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景