広瀬すず「夕暮れに、手をつなぐ」は苦戦も…演出の数々は昭和世代にこそ刺さる

公開日: 更新日:

 第5話(14日放送)では有名ブランドで働くことになった空豆(広瀬)に、パタンナーの葉月(黒羽麻璃央)が急接近。中盤でイケメンの“当て馬”を持ってくるのは恋愛の神様ならではの“神の手”か。

「それを古くさいと感じるか、楽しめるか。それによって評価が分かれると思います。太三つ編みで天才肌の“響子さん”を演じる夏木マリさんをヘンだと思う人もいるでしょうが、彼女が第2話で歌った『なごり雪』と第4話の『雨上がりの夜空に』、北川さんと同世代の僕はヤラれちゃいましたね。偶数話で夏木さんが昭和の歌を歌う“お約束”があればいいなと期待しちゃいます」(亀井氏)

 空豆のごちゃまぜ方言も「いなかっぺ大将」の風大左衛門や、「巨人の星」の左門豊作を知る昭和世代にしてみれば、さほど気にならないような……広瀬のキャラもむしろ刺さる。「夕暮れ──」は古くさいというより、もともとメインターゲットが昭和世代?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃