皇室SNS活用はバッシング対策か、国民の理解を深めるツールか…天皇陛下が示した重要な視点

公開日: 更新日:

 宮内庁が広報室を新設し検討しているのが、情報発信強化を目的とした皇室のSNS活用。天皇陛下は63歳の誕生日会見で、SNSに関するご自身の考えについてお話しされた。
 
 皇室によるSNS活用の発端となったのが、秋篠宮家長女、眞子さん(31)と小室圭さん(31)の結婚報道。眞子さんと国際基督教大学の同級生、小室さんの婚約が内定したのが。2017年9月。その後、小室さんの母、佳代さんの金銭トラブルが発覚したことで結婚は延期。2人の結婚がようやく実現したのが、4年後の21年10月のことだった。

 その間、2人に関する報道は過熱。国民感情に配慮した結果、納采の儀などの儀式を行わず、ニューヨークに生活の拠点を移すにもかかわらず、1億円を超える結婚一時金を辞退する事態に。さらにバッシングに見舞われたことで、眞子さんが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたことを公表。
 
 眞子さんの結婚について「皇室として類を見ない結婚」とコメントされた秋篠宮さまは、結婚直後の21年11月25日の誕生日の際に、次のようにお話しされている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」