三上大進氏の「なぜキャッチャー=女房役?」が波紋…疑問に答えられない球界の旧態依然

公開日: 更新日:

「何で(キャッチャーことを)『女房役』って言うんですか?」

 スキンケア研究家の三上大進氏が投げかけた疑問が波紋を広げている。

 エンゼルスの大谷翔平投手が今季初勝利を挙げた6日(日本時間)、TBS系の午後の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」に出演した三上氏。大谷投手の球を受けたオホッピー捕手について「女房役が逆転2ラン」と紹介されたことに、「『女房役』っていう日本語がすごい違和感あるんですけど」などと突っ込んだ。

 MCの石井亮次アナから話を振られたプロ野球解説者の槙原寛己氏もうまく答えられず、石井アナは「今日をもって、ゴゴスマでは『女房役』というのをやめます」と宣言していた。

 要するに“受け手”を女房というのは古い固定観念で、石井アナも「昭和の野球用語っちゃあ、そうですよね」とフォロー。ジェンダーレス時代にふさわしくないというわけで、これからは「パートナー」と呼ぶらしい。

 ネット上には《言葉狩り》なんて反論も目立つが、三上氏の疑問をきっかけに、《球界は保守的だからな》《昭和のスポーツ》《ブルペン捕手の「壁」呼ばわりもやめたら。壁は人ですらない》《野球は刺殺とか物騒な言葉が多い》などと、どんどん飛び火している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」