ジャニーズ性加害問題でやっと外部専門家の相談窓口設置も…危惧される“泥縄お手盛り調査”

公開日: 更新日:

 ジャーナリストの二田一比古氏はこういう。

ジャニー喜多川氏による性被害問題は昔から存在しましたが、被害者も匿名での告発がほとんど。今回、大きく事態が動いたのはやはり、カウアンさんの勇気ある実名顔出しによる告発が大きかった。ジャニーズ事務所のタレントをCMなどに起用するクライアントもさすがに問題視したのでしょう。ジャニーズ事務所も外部の専門家による相談窓口を設置して個別対応を行う準備を進めているそうですが、現役で活躍しているタレントが被害を訴え出るとは思えないだけに、泥縄のお手盛り調査にならないかという危惧はあります」

「ジャニーズ案件」などといい、ジャニーズがらみの報道を敬遠してきたテレビもようやく重い腰をあげ、このほど「サンデーモーニング」(TBS系)が1週間の出来事のなかでカウアンさんの会見を取り上げた。

 ジャニーズ事務所を唯一無二の芸能プロダクションたらしめたのは創業者であるジャニー喜多川氏の手腕と慧眼によるところが大きいのは衆目の一致するところ。しかし、その陰で夢を奪われた被害者が今もなお苦しんでいるという事実は重い。ジャニーズ事務所は創業者の負の遺産を清算するためにも、取引先だけにペーパーを送ってお茶を濁さず、会見を開いて説明する義務があるはず。それがエンターテインメントを担う企業としての責任ではないか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網