福山雅治「ラストマン」初回14.7% 「教場0」を上回ってもキムタクに勝利とは言い切れないワケ

公開日: 更新日:

 いよいよ23日にスタートした福山雅治(54)主演、そして大泉洋(50)がバディーを務めるTBS日曜劇場「ラストマン―全盲の捜査官―」の初回の平均世帯視聴率は14.7%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。木村拓哉(50)主演のフジテレビ月9「風間公親―教場0―」の初回12.1%(10日放送)を大きく上回る好発進となった。

「福山さんは大泉さんと一緒に番宣で、23日の放送直前の特番『バナナマンのせっかくグルメ』に出演し、《(視聴者を)メロメロにさせるのが自分の仕事》なんて“豪語”していましたが、さすがの数字ですね。TBS日曜劇場の前々作『アトムの童』の全話平均が9.6% 前作の『Get Ready!』が9.4%だったことを考えれば、スーパースターの貫録を見せつけた格好です」(テレビ誌ライター)

 一方、キムタクの「教場0」は17日の2回目が10.7%と数字を落としている。かつての“抱かれたい男”2大スターの「キムフク戦争」は福山の勝利かと思いきや、そう単純な話でもないらしい。

「そもそもTBS日曜劇場はリアルタイムで見る中高年の視聴者が多く、フジ月9より世帯視聴率が上がりやすい枠です。それより若い世代の“支持率”が見えるTVerお気に入り登録者数は『教場0』が100万人に対し、福山さんの『ラストマン』が今のところ半分以下(24日午前11時現在)。もちろん『ラストマン』も今後、登録者を増やしていくでしょうが、より若い世代の支持は“キムタクドラマ”の方が上と言えなくもない。長い目で見れば、福山さんより、俳優として方向転換を図りつつある木村さんの方が生き残っていく可能性が高いかもしれません」(スポーツ紙芸能担当デスク)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  2. 7

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?

  5. 10

    松本人志を口火に永野芽郁にフワちゃん…“やらかし芸能人”続々復活の11月 3人の間で地上波復帰レース勃発の奇観

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性