とにかく明るい安村が英オーディション番組でバカウケの理由 ポイントは“音・動き・リズム”

公開日: 更新日:

インパクトの強いビジュアルや動きの笑いがウケる

 2019年には、ゆりやんレトリィバァ(32)も、米オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に奇抜な衣装で出演し大ウケしている。やはりインパクトのあるビジュアルの笑いは海外でウケるのか。お笑い研究家の鈴木旭氏はこう話す。

「現地でも、フリとオチのネタの構造がちゃんとあるしっかりしたコントも存在していてウケているようですが、やはり日本人が海外でやる場合、言葉の問題などもありますから、インパクトの強いビジュアルや動きの笑いがウケるようです。ポイントは“音・動き・リズム”の3つだと思います。しかし、この手の笑いが海外進出しやすいので“日本人はベタ好き”と思われているフシもあるようですが(笑)」

 さらにインドネシアでは、COWCOWらも大ブレークしているというが、鈴木氏にこうした笑いで海外進出できそうな芸人を予想してもらうと……。

「わかりやすいビジュアルとネタで、ボン・ジョヴィの曲なども使っている『なかやまきんに君』、“北朝鮮の天才子供歌手”のネタなどをキレキレの動きで魅せる『キンタロー。』、動きでふって言葉でオトすギャグを連発する『Yes!アキト』あたりもウケそうですね」

 大谷翔平の向こうを張って、海外で活躍する芸人が増える可能性もある。芸人にとってはチャンス到来か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  3. 3

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  4. 4

    “最強の新弟子”旭富士に歴代最速スピード出世の期待…「関取までは無敗で行ける」の見立てまで

  5. 5

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  1. 6

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  2. 7

    物価高放置のバラマキ経済対策に「消費不況の恐れ」と専門家警鐘…「高すぎてコメ買えない」が暗示するもの

  3. 8

    福島市長選で与野党相乗り現職が大差で落選…「既成政党NO」の地殻変動なのか

  4. 9

    Snow Manライブで"全裸"ファンの怪情報も…他グループにも出没する下着や水着"珍客"は犯罪じゃないの?

  5. 10

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です