著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

二宮和也「VIVANT」サプライズ出演“青白さ”の違和感 役所広司は髭・長髪・日焼け顔なのに…

公開日: 更新日:

福沢諭吉の玄孫の監督が諭吉の大盤振る舞い

「半沢直樹」の堺に「下町ロケット」の阿部、そして「陸王」の役所、日曜劇場を彩る錚々たる顔ぶれ、オールキャストの豪華さ。

 これで「日曜劇場」が店じまいするのではないかと心配になるほどだが、いずれも福澤作品であり、チーム福澤総出演といったところ。そういえば二宮も「ブラックペアン」に主演していたっけ。

 注目は役所と二階堂の共演。

 あまり知られていないが、役所が初監督作品「ガマの油」のオーディションで二階堂を見いだした経緯がある。にもかかわらず、それ以後の共演は「マルちゃん正麺」のCMのみ。2人の共演は楽しみだ。

 福沢諭吉の玄孫にあたる福澤監督が新札に代わる前に諭吉を大盤振る舞いし、ドラマの限界に挑んだ本作。どこまでこちらの想像を超えてくるのか最後まで見届けたい。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった