どうなる「ガキ使」大みそか復活の行方…BPOのお墨付きでもダウンタウンはやる気なし?

公開日: 更新日:

 一部で報じられていた大みそかの人気特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ」(日本テレビ系)の復活が、ここに来て一転、怪しくなってきたという。

 当初の予定では還暦を迎えたダウンタウンの2人へのお祝いの意味もあり、3年ぶりの復活となる予定だったというのだが……。関係者が耳打ちする。

「いまだに編成部から企画決定が下りないそうです。大みそかのOAに備えるのなら、GW明けから収録準備を始め、7~8月にかけて収録場所のロケハンやシミュレーションを兼ねたスタッフのリハーサルを終えなければならない。放送時間が6時間だろうが3時間だろうが、このシミュレーションが大事なのですが、動くに動けません」

 もう一つのネックは、莫大な制作費だという。さる日テレ関係者はこう話す。

「『ガキ使』の制作費は1億円超えです。厳しいこの時代に、なかなかこの制作費をすぐには捻出できません」

 そもそも「ガキ使復活」の壁となっていたのは放送倫理・番組向上機構(BPO)が同番組を「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」の審議対象と指定されたといった情報だった。この話に反応した出演者らが番組出演を拒んだとの話もあった。しかし昨年6月の時点で日テレ幹部らがBPOと直談判に及んだという。

「日テレサイドはBPOの青少年委員会と意見交換会をもうけた。その場で『予見できる痛みは対象と考えていない』といった意見をもらい出演者が罰ゲームを予見できる『笑ってはいけない』はBPO指定には当たらないというお墨付きをもらったんです」(芸能プロ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?