ジャニーズ“お取り潰し”…藤島ジュリー景子社長の不名誉に亡き父・泰輔氏は何を思う?

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 ジャニーズ問題は再発防止特別チームが調査報告、故ジャニー喜多川氏の性加害を認定、故メリー喜多川氏、藤島ジュリー景子氏のジャニーズファミリーの問題としてゆくゆくは現社長のジュリー氏の社長辞任、お家お取り潰しのような流れになりそうだ。ジュリー氏の社長辞任は同時に被害者救済措置を行うのが条件である。

 この一連の流れの中で片棒を担いできたと指摘されたマスコミ各社はどう動いたか。30日になってテレビ各社が「人権尊重の観点に立って適切に対応」などと他人事のようなコメントを発表した。人権を尊重してこなかったのは一体どこの誰だったのか。よく言うよである。

 会社はジャニーズに儲けさせてもらい、スタッフ、記者、芸能リポーター、ジャーナリストに至るまでジャニーズから便宜供与などを受けてきたはずだ。こちらはおとがめなしか。ご都合主義も極まれり。

 株主だけどお家お取り潰しになる藤島家。メリー氏の夫は著名な作家として知られる藤島泰輔氏(1997年死去)。父は東京帝大を出て日本銀行監事、祖父は帝国海事協会理事長、母方の祖父は日本鋼管顧問を務めるなど親戚縁者には実業界などの要職に就いた人も多い。泰輔氏は作家・三島由紀夫とは学習院の先輩・後輩の関係。先妻は俳人高浜虚子の孫娘だった人で、メリー氏とは内縁関係の末に72年に正式に結婚したが、その間、66年に生まれたのがジュリー氏。ジュリー氏は泰輔氏と顔がよく似ている。

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