著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

追及のチャンスは過去に何度も…ジャニーズとメディアの関係はなぜこんなに歪んでしまったか

公開日: 更新日:

 テレビ以上に芸能を扱うスポーツ紙は「密室での出来事に思いが至らなかった」(日刊スポーツ)と言い訳じみた記者の談話ぐらいで、ほぼ隠蔽に関してはスルー。まさにメディアの沈黙を象徴している。ジャニーズとメディアの関係はなぜ、こんなに歪んでしまったのか。

 1980年代に元フォーリーブスの北公次らタレントが性被害を訴える本の出版がそもそもの始まり。北自身から話は聞いており、「事実」と確信していたが、ジャニーズという巨大な象に1匹の蜂が戦いを挑むようなもの。かすり傷程度で収拾してしまったが、北の告白は決して無駄ではなかった。

 99年の週刊文春の追及キャンペーンにつながったと思う。1匹ではなく、何匹もの蜂が組んで相手の急所を突けば、かなわない相手ではない。被害者たちの告発である。

 文春のメンバーとして連載数カ月前から取材を重ね、ある程度の手応えは感じていた一方で、一抹の不安もあった。蜂が攻撃しやすい後方支援がメディアの役割。全メディアが協力すれば蜂も縦横無尽に戦えるはずだったが、テレビも新聞も対岸の火事。報じるどころか、沈黙した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子×テレ東イケメンアナ“お泊り愛”の行方…女子プロは「体に変化が出る」とも

  2. 2

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  3. 3

    ヘタクソ女子プロはすぐバレる!ツアー史上最短「98ヤード」の15番のカラクリ

  4. 4

    サバンナ高橋茂雄いじめ謝罪のウラ… 光る相方・八木真澄の“ホワイトナイト”ぶり 関西では人柄が高評価

  5. 5

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  1. 6

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  2. 7

    SixTONESが日テレ「24時間テレビ」出演発表で次に“熱愛”が撮られるメンバーとファンが喜べない事情

  3. 8

    犯人探しはまだまだ続く? 中山功太案件“解決”で強まる「パンサー尾形の件は誰なの?」の疑問

  4. 9

    小結高安を怒らせた? 横綱豊昇龍が初日黒星でいきなりアクシデント→休場の自業自得

  5. 10

    消えないナフサ供給不安、現場にはモノ届かず…高市首相4.16明言「目詰まり解消」はやはり大ウソだった