著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

角野卓造こそ“ポスト梅沢富美男” 「渡鬼」の中華屋のオヤジとは真逆のハイカラ男

公開日: 更新日:

 ハリセンボン・近藤春菜の「角野卓造じゃねえよ」でおなじみ、俳優の角野卓造(75)が18日の「ノンストップ!」(フジテレビ系)に生出演した。そのチャーミングな言動にすっかりファンになってしまった。角野といえば、長年にわたり、「渡る世間は鬼ばかり」で「幸楽」の店主を演じてきた。母(赤木春恵)と妻(泉ピン子)の嫁姑戦争に巻き込まれて、後年は妻と息子(えなりかずき)の不仲にも悩まされ、すっかり髪も薄くなってしまったようで……。

 どこから見てもザ・おっさんだが、「渡鬼」の冴えないおっさんとは違い、中身はハイカラでオチャメなおっさんだった。

 文学座に入った20代の頃から30代、40代……現在と並べられた写真を見て、20代の頃の長髪フサフサでサングラスのイケてる自分を見て「半分くらい返して欲しいわ」と笑わせ、「オトナになるのが早かった」と。

 春菜は「恩人。感謝してる」と言い、なぜかと言えば「それまで『カクノ』『スミノ』と呼ばれることもあったが、春菜のおかげで、どこに行っても『カドノ』と呼んでもらえるようになった」とニッコニコ。最近は自分から「近藤春菜じゃねえぞ」と言っているとか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々