有吉弘行が紅白司会に大抜擢の深層…NHKは“辞めジャニ祭り”選ばず「安全進行」を優先

公開日: 更新日:

有吉弘行は「プロ中のプロ」

 同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏は「作り手が挑戦できる紅白になる好機」としてこう続ける。

「今回は脱ジャニーズのおかげで視聴率にこだわらず、のびのびとチャレンジができる。今までの紅白から生まれ変わる“紅白元年”になるのでは。今までなら、3年続けてこなした大泉さんに落ち着いたかもしれませんが、有吉さんと若手女優2人というのもいい布陣だと思います。今のMCとしての有吉さんを知る若者世代、猿岩石ブームを知る中高年と“世代を超えて”知名度と人気がある。毒舌の半面、たまに見せる人の良さも“不遇時代を乗り越えた”経験と相まって好感度に結びついている。これまでNHKの番組にも出演していたことですし、気づいたらキャリアが積み上がっていた、とも言えます。有吉さんは毒舌でいて、必ず悪い空気にならないよう収拾するプロ中のプロ。紅白の完璧なシナリオの中で、さりげない橋渡しなど、有吉さんらしさに期待しています」

「いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです」ともコメントした有吉。内村超えも近そうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償