女性弁護士ドラマがヒットする法則 平手友梨奈「うちの弁護士は手がかかる」の生意気ぶりが痛快
こうしたドラマが増えたのは、モリ・カケ汚職や消費税10%など、安倍独尊政治が行き詰まり、政治家や官僚のデタラメが横行した時期と合致する。庶民は女性弁護士ドラマでうっぷんを晴らしていたということか。しかし、息苦しい世の中は、首相が菅になっても岸田になっても同じだ。頼もしい彼女たちに期待しなければならない時代は、まだまだ続きそうである。
そういえば、来年4月からのNHK連続テレビ小説「虎に翼」は、日本で最初の女性弁護士・三淵嘉子がモデルだ。
(海原かみな/コラムニスト)