著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

二宮和也が“人生の師匠”木村拓哉を裏切ってまで独立に駆られた金銭事情とハリウッドの夢

公開日: 更新日:

 嵐の二宮和也(40)が「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)からの“完全独立”を発表したことで芸能界に激震が走っている。24日深夜、二宮はファンクラブ向けサイトで「1回目の事務所の会見以降自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました」と、揺れる心境を吐露した。

 関係者の間で二宮の残留が“既成事実”と捉えられていたこともあるが、問題は、二宮が“本音”を明かしたタイミングだ。芸能界では、出演ドラマの放送中に俳優が私事の情報発信をすることはご法度とされているが、二宮はその慣例をいとも簡単に破った。二宮は9日から始まった「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(フジテレビ系)に大沢たかお(55)、中谷美紀(47)らとトリプル主演している。

「僕も怖くなった」と明かしたように、二宮は相当切羽詰まっていたと考えられる。一つは6日に公開された二宮の主演映画「アナログ」が公開初週でトップに立てなかったことだ。ビートたけし原作、相手役は波瑠(32)でプロモーション活動も完璧だったのに、公開から3週間が経過していた菅田将暉(30)主演の「ミステリと言う勿れ」にトップを阻まれた。

 もう一つは、予想だにしなかった「ONE~」の低調ぶりだろう。二宮は好評のうちに幕を閉じた前期の「VIVANT」(TBS系)からの“月9”枠出演だったが、その視聴率は5%台(第2回、第3回=関東地区、ビデオリサーチ調べ)と伸び悩んでいる。

「二宮さんは『アナログ』と『ONE~』の不振の原因を“性加害”問題と解釈しているのでしょう。さらに今年上半期まで7社あったCM契約もほぼほぼ全てが『契約満了をもって更改なし』といわれていますから、単純に4億円近い収入が消える計算になります。いくら今までの蓄えがあるといっても、“このまま事務所に残ったら完全に干上がってしまう”と恐怖を感じるのはごく自然な感情だと思います」(芸能プロダクション関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?