東山紀之はタレントに出戻り? “経営のド素人”が身を引いた必然…新会社社長は外部から招聘へ

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 旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の東山紀之社長(57)が新会社の社長就任から身を引いたのは当然の帰結だったようだ。10月2日の記者会見で「1カ月以内に立ち上げる」としたものの、ファンへの社名公募からして締め切りが同31日。社名決定したところで、登記申請から登録完了するまで2~3週間かかり、発表期日には間に合わない。

 東山が経営についてはド素人なのは周知のところだが、会見後もタレント活動に忙しく、主演舞台が続き、年末にはディナーショーも予定されている。

 創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害の補償にあたる「SMILE-UP.」社長としても、当事者の会メンバーとの面会が明らかになっているが、それ以外でどの程度動いていたのか。その上、新会社社長として所属タレントのエージェント制度への移行を進めるなどどだい無理な話だったのだろう。ジャニーズ問題に詳しい広告プロデューサーは「呆れた話」と、こう言う。

「最初の会見からたったの2カ月、あの席で繰り返した『今後の人生をかけて』『不退転の決意』とは一体何だったのか。大手スポンサー企業への謝罪行脚に出たとは聞いていましたけど、そこでも同じようなことを言っていたのでしょう。最も呆れているのは、話を聞いた企業担当者ですよ。舌の根も乾かぬうちに放り出したのですから。迷惑を被るのは現在も所属するタレントたち。やっぱりジャニーズは信用できないとなり、企業のジャニーズ離れがさらに加速するでしょう」

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