TOBE滝沢秀明社長に求められる説明責任 旧ジャニーズの領地をそっくり“頂き”は済まされない

公開日: 更新日:

 広告代理店やテレビ局はどのタレントがどの世代の視聴者に受けたか、細かくデータを取って把握しているという。男性アイドルでは、韓国勢らがライバルとして名乗りを上げるだろうが、勝算ありと滝沢氏はみているのではないか。ジャニーイズムの後継者として学んだタレント育成やプロデュース力によって、ジャニー氏と同じように帝国を築いていく野望を抱いていても不思議ではない。

 もっとも、「それでいいのか」とこんな声が聞こえてくる。

「年代は違えど、滝沢氏も東山社長と同様に、ジャニー氏の最側近のひとりでした。2019年の葬儀ではジャニー喜多川氏の遺影を胸に掲げて霊柩車の助手席に乗っていた。22年に独立してはいても性加害問題については説明責任を求められてしかるべきポジションなんです。看板は違っても、東山社長やジュリー前社長らと同じ穴のムジナであった過去は帳消しにはなりません」(マスコミ幹部)

 ダンマリを決め込んだままジャニーズの領地をそっくり“頂き”では済まされないはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」