吉高由里子「光る君へ」初回がNHK大河“歴代最低”発進も…「むしろ良かった」の声があがるワケ

公開日: 更新日:

 7日にスタートした吉高由里子(33)主演のNHK大河ドラマ光る君へ」は、初回の平均視聴率(世帯12.7%、個人7.5%、関東地区=ビデオリサーチ調べ)が歴代最低の数字となったものの、「むしろ良かった」(テレビ誌ライター)なんて声もある。

 初回視聴率は2022年の「鎌倉殿の13人」が17.3%、昨年の前作「どうする家康」が15.4%と右肩下がりで、《これは厳しいスタート》などなど、ネット上には先行きを心配する書き込みも少なくない。

「ただ、初回7日の裏番組は、テレビ朝日系の人気特番『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』で、世帯視聴率は20%超えでした。リアルタイムで『格付け』を見て、『光る君へ』は録画でゆっくり見たいという視聴者が多かったようです。来週も人気の『ポツンと一軒家』のスペシャル番組だけに、大河の数字は伸びないでしょうが……」(スポーツ紙芸能デスク)

 通常放送に戻れば、回復するだろうと見る向きは多い。

「ネット上を見回しても、『光る君へ』自体の評価は高いんですよ。初回の“衝撃展開”も《この先が気になる》などとおおむね好評で、主演の紫式部役の吉高さん、紫式部が思いを寄せる藤原道長役の柄本佑さんなど、演技派を揃えた配役についても、“旧ジャニタレ”が出ているだけで見ないというアンチに好感を持たれている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった