著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

“朝の顔”として活躍する博多華丸・大吉を見るたび、初めて会った頃の素朴な2人を思い出す

公開日: 更新日:

 私が初めて2人に出会ったのは1995年ごろだったかと思います。当時の福岡事務所から「芝居(吉本新喜劇)に華丸大吉いうのを出したって」と依頼があり、その週の台本の担当が私でした。

「最初の方で大阪に観光に来た大学生かなんかで書いたって」と、渡されたのはプロフィルのみ。声すら聞いたことのないコンビでしたが写真を見て「男前のコンビやん」というのが第一印象でした。

 初対面は前日の稽古で、新喜劇メンバーに会う前に「福岡事務所から参りました、博多華丸・大吉と申します。よろしくお願い致します」と挨拶に来てくれました。

「本多です、よろしくね。博多弁で元気にやってくれたら大丈夫やから」とかなんとか言ったように記憶しています。

 本読み、立ち稽古と遠慮気味にしていましたが、舞台稽古では大きな声で新喜劇メンバーとやりとりをしていました。稽古中、セットを興味津々に見ていた2人が印象に残っています。舞台ではハツラツと務めてくれましたが、2人と仕事でからんだのはあとにも先にもこの1週間だけ。

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