「喝!あっぱれ!」不発…膳場貴子「サンデーモーニング」の先行きが心配だ

公開日: 更新日:

こうなると懐かしい関口宏のボケっぷり

「膳場は安定感抜群で、アドリブもこなしますが、“ボケ”は苦手です。7歳まで西ドイツで過ごし、女子学院、東京大医学部卒業の優等生。NHKに入ってからもバラエティーの経験はほぼゼロで、フリー転身後は『NEWS23』『報道特集』といった“報道のTBS”の看板を背負ってきました。ボケを身に付ける暇も環境もなかったでしょうね。お堅いイメージなので、他の出演者も膳場にはツッコミにくい。でも、日曜朝の司会は、ボケて笑いをとることも求められます。素が出せるかどうか。膳場サンモニのカギになりそうですね」(番組制作会社プロデューサー)

 ボケといえば、「私、よくわからないのですが」と自虐ボケでウケていた関口宏は、すでに新しい番組がスタートしている。土曜昼のBS-TBS「一番新しい江戸時代」で、関口の歴史シリーズ第4弾だ。田中優子(法政大名誉教授)と涌井雅之(造園家)のサンモニコメンテーターが解説キャスト。日曜昼はやはりBS-TBSに「関口宏のこの先どうなる!?」(21日~)もある。さまざまな分野の専門家をゲストに、日本と世界の明日を考えるという。まだまだやる気満々で、膳場もウカウカしてると、「お手伝いしましょうか」なんて言われかねないぞ。

(コラムニスト・海原かみな)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」