「Destiny」好評の石原さとみ 役作り徹底の映画「ミッシング」で"可愛すぎるママ"脱却なるか?

公開日: 更新日:

 ママになっても可愛すぎると話題の石原さとみ(37)が、絶好調のようだ。2022年に第1子の出産をした石原だが、今期放送の「Destiny」(テレビ朝日系)で、3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たした。

 復帰作となる「Destiny」は、大学時代の恋人との12年ぶりに再会したことで、封印してきた過去の事件と向き合うサスペンス・ラブストーリー。第1話では主に大学時代が描かれたが、石原の実年齢がアラフォーであることにも関わらず、田中みな実(37)や宮澤エマ(35)ら、女性主要キャストの中で唯一、大学生を演じても違和感がなく、視聴者からは《本当にママなの?》《ママさんに見えないくらい美しい》と驚きのリアクションが上がっていた。

 “安定の可愛さ”を発揮し続けているが、そんな石原ならではの打破したい現状もあるようだ。

「世間に定着した『いつまでも若々しく綺麗で可愛い石原さとみ像』を、どこかで払拭し、女優として演じられる役の幅をどう広げていくのかを、真剣に模索しているように思います」(映画関係者)

 実際、5月17日公開の石原の主演映画「ミッシング」は、「7年前に『このままじゃいけない。変わりたい。自分を壊してほしい』という衝動にかられた。私を変えてくれる人は誰だと思って、吉田監督なら変えてくれる」と、石原から吉田恵輔監督に出演を逆オファーしたという。自ら築き上げたイメージを一度壊し、再構築できるような転機となる作品を探していたことが伺える。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々