著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

綾瀬はるか&長澤まさみ…セカチューめぐる因縁の2人"頂上決戦第2ラウンド”の結末は?

公開日: 更新日:

 当人たちの内に秘めたる闘志がどれほどなのか知る由もないが、女優で“永遠のライバル”とどうしても見られてしまうのは綾瀬はるか(37)と長澤まさみ(35)だろう。“頂上決戦第2ラウンド”といわれていた今年の地上波ドラマ対決は、どうやら綾瀬に向かって勝利の女神がほほ笑んだようだ。

 テレビ関係者の今年最大の関心事は、フジテレビ系の“月曜”枠で4月期に綾瀬主演の「元彼の遺言状」、10月期に長澤主演で「エルピス─希望、あるいは災い─」がオンエアされたことだろう。芸能界の常識として、数字(視聴率)で勝てばいいが、負けた方はその“ブランド”が毀損され、出演料やCM契約料に影響することもある。ライバルの人気女優同士を比較対照されやすいスケジュールは組まないとされているのに、半年足らずのタイムラグで2人が同じ土俵に上がった。

■昨年の第1ラウンドは長澤の勝利

 2人の数字を比較すれば、「元彼──」は初回12%台を記録したものの平均視聴率は9%をわずかに超えて終了。「エルピス──」は初回8%、第2話は7%台に落とした。この結果にテレビ関係者の多くは、昨年の“頂上決戦第1ラウンド”が少なからず長澤側に油断のようなものを与えたのではないかと分析する。第1ラウンドとはステージをTBS系“日曜劇場”枠とする、1月期の綾瀬主演「天国と地獄~サイコな2人~」と4月期の長澤出演「ドラゴン桜(2021年版)」のことで、この時は平均視聴率で0.5ポイント「天国──」が勝ってはいたが、最高視聴率を比べると「ドラゴン──」の方が0.3ポイント上回った。この結果に長澤側が「今年も大丈夫、勝てるだろう」という油断をしてしまったのでは……というのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」