杉咲花「アンメット」大絶賛 次期フジ月10杉野遥亮「マウンテンドクター」への期待と不安要素

公開日: 更新日:

「『アンメット』の見られ方は近年の地上波連ドラの中では特殊なものでした。世帯視聴率も高くて再生数も多い“大ヒット”と呼ばれる作品には否定的な意見も多いもの。でも『アンメット』に関するネット上の書き込みは、ほとんどが称賛の声ばかりなんです。6月24日の最終回放送後のネットニュースの数や、それに対するコメントの数は過去最高クラスでした」

 確かに《(主演の)杉咲花さんをはじめ、役者陣の演技が素晴らしかった》《原作に対するリスペクトがあり、原作の世界観をきちんと映像化していた》《1話からまた見直したくなる終わり方》《正直、ロス。ブルーレイ買おうかな》などなど、熱いコメントが数多く見受けられた。

「高視聴率の実績がある“ビッグネーム”をキャスティングしたり、ストーリーの“伏線と回収”に重きを置くのもドラマ戦略のひとつだし、それを楽しみにする視聴者もいます。でも、原作物でもオリジナル物でも伝えたいことの芯がしっかりしていて、そこに演者さんとスタッフが共通理解を持って向かっていれば、ドラマファンの心は動くはず。過去のヒット作の要素を寄せ集めるのは手堅い手法かもしれませんが、それより大事なことがあると、ドラマに関わる人たちに刺激を与えたのが『アンメット』だったと思います」(前出の亀井徳明氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」