櫻井翔「笑うマトリョーシカ」“二面性あるハマり役”で蒸し返される「news zero」の模範回答

公開日: 更新日:

 金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)が6月28日にスタートし、嵐・櫻井翔(42)のAIみたいな無機質の演技が話題となっている。

 今作は、日本推理作家協会賞など数々の受賞歴を持つ早見和真氏の同名小説(文春文庫)を実写化。主演の水川あさみ(40)演じる新聞記者・道上香苗が、櫻井演じる若き政治家・清家一郎と玉山鉄二(44)演じる有能な秘書・鈴木俊哉の闇を暴こうとするヒューマン政治サスペンス。

 櫻井が演じる清家は、リベラルで清廉性と親しみやすさが伴う言動が国民に支持され、未来の総理候補との呼び声も高い厚生労働大臣。しかし、取材時の言動やそのタイミングを、全て秘書の鈴木がお膳立てしていることが初回で明かされた。

 マトリョーシカのような貼り付けた笑みと、「まるでAIと話しているみたい。完璧すぎて不自然」と道上が表する不気味さと二面性を感じさせる役が、櫻井のイメージとハマっていると視聴者からも好評を博している。その一方で《中身のない、深みがないいつもの桜井の通常運転の感じが、役柄にピッタリで正直感動した》《某ニュース番組に出てた時から外面ばかり気にして中身空っぽの当たり障りのないコメントばかり言ってたイメージだから、今回の役はある意味ハマり過ぎ》と、うさんくさい政治家役が、櫻井のイメージにぴったりだという皮肉交じりの感想も散見されている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝