キムタク、櫻井翔は黄昏を迎えそう…テレビ正月特番でわかった元ジャニタレたちの浮沈

公開日: 更新日:

 旧ジャニーズのファンにとって、この正月はさぞ不満だっただろう。去年まではどのチャンネルもジャニタレてんこ盛りだったのに、今年は数えるほどしか出演がなかった。性加害問題でテレビ局が起用を抑えたこともあるが、ジャニーズ事務所の押し付けがなくなれば、本当に使えるジャニタレは実はそれほど多くないということでもある。そんな彼らの今年の浮沈を占ってみると──。

 まず、タレント人生のたそがれを迎えそうなのが木村拓哉。元日に例年通り「さんタク」(フジテレビ系)は放送されたが、おいしいところはSnow Manに持っていかれ、能登半島地震の速報で番組後半が吹っ飛んでしまったのも、何かを暗示しているようだった。撮影延期となった主演ドラマ「教場」(フジ系)の続編は放送されるのか不明だし、最近は仕事のスケジュールに“空き”が目立つという。

 ただ、ジャニーズ事務所の後継会社「STARTO ENTERTAINMENTスタートエンターテイメント)」でも看板なので、福田淳CEOはテレビ各局にセールスをかけていて、キムタクの露出は増えるかもしれない。その必死さが、かえって落ち目を感じさせることにならなければいいが……。

 櫻井翔も今年は厳しい。性加害問題で明確なメッセージを発することができず報道番組のキャスター失格と評価はがた落ち、3月に有働由美子がメインキャスターを交代するタイミングで、「news zero」を降板になるとみられている。冬ドラマの「占拠」シリーズ(日本テレビ系)第2弾で主役を務めるが、視聴率が悪ければ一気に坂道を転げ落ちる心配が……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”