著者のコラム一覧
本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。2019年、「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixで映像化配信され大きな話題に。最新刊に、「東京降りたことのない駅」(大洋図書)、「全裸編集部」(双葉社)などがある

「もはや戦後ではない」は、誇らしげな復活アピールではなかった

公開日: 更新日:
「もはや戦後ではない」の意図にズレが…(C)共同通信社

 ジュリアナ東京のお立ち台ギャルをバブル時代の光景とするのは時期がずれているので間違い、と先週、物申した。

 今回もまた物申すの巻。

「もはや戦後ではない」

 いままでに何度も登場する歴史的コピーである。

 1956(昭和31)年7月17日、政府が経済白書… 

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【連載】本橋信宏 萌える火曜日

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