著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

独立した伊藤英明を待ち受けるイバラの道 「ガーシー砲」余波でスポンサーがおよび腰

公開日: 更新日:

■「海猿」原作者が明かした"裏の顔"

 象徴的なのは代表作とも言える「海猿」の原作者・佐藤秀峰氏がSNSで暴露した伊藤の裏の顔だ。テレビの世界では、原作者が陣中見舞いと称して収録スタジオを表敬訪問することも少なくない。これは「海猿」も同じで、佐藤氏の面会をプロデューサーに促された主人公を演じる伊藤は、こともあろうに「原作者? しゃべんなきゃダメ?」言い放ち、スタッフらを慌てさせたという。佐藤氏は、そんな伊藤を名指しして「嫌なヤツだと思いました」とSNSで明かしている。

 恩人の津川さん、そして大手事務所という大きな後ろ盾が無くなったことで、気になるのは伊藤とCMやドラマ制作のクライアントとの関係だ。

「伊藤クラスの役者だと、業界でのCM単価は2000~3000万円が相場です。ただ、今の彼に関心を示すクライアントがいるのかどうか……。『海猿』の原作者とのトラブルでトドメを刺された感もある伊藤ですが、広告関係者がさらに敏感になっているのは、2年程前にガーシーこと東谷義和元参院議員がYouTubeで『伊藤が常用していたのはエクスタシー(違法薬物MDMA)』と暴露したことです。綾野剛らへの常習的脅迫などの罪で有罪判決を受けた人の話ですから、真偽の程は定かではありませんが、違法薬物の話が出たこと自体がマイナスです。商品のプロモーションや主演キャストを務めるドラマのスポンサーになることに二の足を踏むのも仕方がないでしょう」(広告関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか