室井滋さんの生活が激変するまで…若い頃は酒、麻雀、釣り三昧「元祖オヤジギャル」と呼ばれていた

公開日: 更新日:

 女優、エッセイスト、絵本作家として第一線で活躍する室井滋さん。昨年4月には郷里、富山の「高志の国文学館」館長にも就任した。現在、話題の連続ドラマ「南くんが恋人!?」(テレビ朝日系)に出演中。6月には絵本「タケシのせかい」(アリス館)も出版した。そんな室井さんの元気のもとは──。

  ◇  ◇  ◇

 女優の仕事ももちろんですが、書く仕事などその他の活動も私を元気にしてくれます。体調やバイオリズムをしっかり管理していたからよかったのかなあって、振り返ったりしています。

 若い頃は日本酒大賞奨励賞を受賞するほど大酒を飲んで、麻雀を打って、海釣りにもしょっちゅう行って「元祖オヤジギャル」なんていわれたぐらいでした。女優の仕事で忙しいのに、あまり寝ずに遊んでいましたね。それだけエネルギーがあったんですね(笑)。

 仕事は女優業の他にもエッセーも書き、多い時は「週刊文春」の連載「すっぴん魂」の他、月刊誌3誌にも連載を持っていたので、ほぼ3、4日に1本書くペース。月刊誌は400字詰めで12、13枚となかなかの分量がありました。なのに、居酒屋や雀荘でメンバーが集まる前に書いたり、入浴中、湯船に板の蓋を渡してその上で書いたりしていました。下書きは見開き400文字のジャポニカ学習帳の作文ノートや漢字ノート、さらに清書し、どこからでもFAX。今もそのスタイルです。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 2

    ソフトB近藤健介の原動力は「打倒 新庄日本ハム」…憂き目にあった2022年の“恩返し”に燃える

  3. 3

    ドジャースが欲しがる投手・大谷翔平の「ケツ拭き要員」…リリーフ陣の負担量はメジャー最悪

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  1. 6

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  2. 7

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  3. 8

    藤浪晋太郎に日本復帰報道も、古巣阪神出戻りは「望み薄」…そして急浮上する“まさか”の球団

  4. 9

    巨人・田中将大を復活させる「使い方」…先発ローテの6番目、若手と併用なんてもってのほか

  5. 10

    自民・鶴保失言「運のいいことに地震」で苦戦の二階ジュニアに赤信号…参院選“仁義なき紀州戦争”決着か