「27時間テレビ」100kmマラソン棄権…井上咲楽に求められる“器用貧乏”からの脱却

公開日: 更新日:

 最近の芸能界は本人のオタクな部分が花開いたり、フワちゃん(30)やゆうちゃみ(22)のようにセルフプロデュースにたけたタレントが活躍中。個人の興味と知識の深さを求められている。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「話題づくりのチャンスボールの中に、突き詰めたいものがなかったのでは。性格的にも真面目だけど自分で何がしたいかわからないタイプかもしれません。そんな中、マラソンは前回の27時間マラソンも完走し、東京マラソンでも自己記録を更新しているので、嫌いではないでしょうし、極める伸びしろがある。井上さんは151センチと小柄で、彼女が他のタレントと戦って一生懸命走る姿も共感を得られやすい。ここで終わらずに、リベンジできれば今度こそ得意分野になるかもしれません」

 性格の良さは折り紙付きだけに応援する先輩も多いという井上。器用貧乏にならなければいいが。

  ◇  ◇  ◇

 ドクターストップにより終わった井上咲良の100キロマラソンだが、プロでも熱中症になっておかしくない状況だった。●関連記事【もっと読む】井上咲楽27時間テレビ」100kmマラソンをリタイア…TV局が止められない"美談"へのこだわり プロでも重度熱中症に…では、TV局の悪い癖が出た今回の100キロマラソンに触れている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」