都立高生「激辛チップス」騒動の遠因か? TVバラエティーが垂れ流してきた「激辛番組」の功罪

公開日: 更新日:

《アメリカでは激辛ポテトチップを食べて亡くなった若者もいます。激辛を食べて競うような番組やそうした内容の動画の影響もあるかと…》

 エジプト出身のタレント、フィフィ(48)がX(旧ツイッター)を更新。16日に東京・大田区の都立六郷工科高で発生した、激辛のポテトチップスを食べた生徒15人が体調不良を訴えたニュースについて言及した。

 生徒が食べた激辛チップスは、「磯山商事」(茨城・鉾田市)が製造した「18禁カレーチップス」。同社は今回の報道を受け、「本日、18禁カレーチップスを召し上がった高校生が病院へ救急搬送されたとの報道に接しました。お客様はじめ、関係各位に対し多大なるご迷惑をおかけいたし申し訳ございません」と謝罪する展開となった。

お笑い芸人が額に青筋を浮かべ、汗をダラダラかきながら、青唐辛子などが入った真っ赤なスープを食べる

 TVメディアは一斉にこのニュースを取り上げ、「激辛に気を付けて」と呼びかけ、高血圧や体調不良、胃腸の弱い人は注意するよう報じているのだが、SNS上ではこんな投稿もあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」