引退した女子バレー古賀紗理那の“浮き輪泳ぎ”が物議…アスリートのタレント化が嫌悪されるナゼ

公開日: 更新日:

 人気アスリートからタレント転身した例は数多い。元バレーボール選手の狩野舞子(36)や元フィギュアスケート選手の安藤美姫(36)、元レスリング選手の吉田沙保里(41)らはルックスやひたむきなキャラクターで好感を持たれていたが、引退後は一転、SNSのターゲットになっている。

「オリンピック選手となると『日本代表』たるものという価値観で応援するファンは一定数います。バレーボールのようにメダル圏内まで引き上げてきた競技はマスコミが美談として日々スポーツだけに精進するイメージを定着させるので、視聴者は見守ってきた親のような心理になります。引退して色恋やおちゃらけたプライベートをみせた途端に"アスリートがけしからん"と不快感を示す人が出てきます。炎上するアスリートは、熱愛や婚活ネタを話題にしてから批判を浴びる傾向にあります」(明大講師の関修氏=心理学)

 古賀さんは16日の引退会見で、今後は「少しでもバレーボールに携わって行ければ」と語っていた。そのためにもタレント活動は不可欠ではあるだろう。


「引退したアスリートは競技を広めるためにも、スポンサー集めやタレント活動も避けられません。マスコミも一部競技や絵になるキャラの選手ばかりエコひいきしますから、ほかの競技や同業選手から妬まれるリスクもあります。引退後にキャスターやタレント活動を始めた途端に、男女トラブルやスキャンダルを報じられるアスリートは少なくないですからね」(週刊誌記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」