著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

残るNHKのみ…旧ジャニーズタレント起用再開はいつ? 紅白出場か否かを業界が注視

公開日: 更新日:

 民放のなかで唯一、旧ジャニーズ(現STARTO ENTERTAINMENT)のタレントを起用しない方針を継続していたテレビ東京。石川一郎社長は3日の定例会見で「被害者補償や経営分離に進展があり、我々としては評価できる」と明言。「起用は現場の判断に任せる」としたが、新規起用を再開する方針を固めた。これで残るはNHKのみとなった。

 性加害問題を受け昨年9月、NHKは起用を見送り、年末の「紅白」もタレントの出場はなかったが、1年経ち状況は変わった。性加害問題の一定の解決。現グループ4社の会長だった藤島ジュリー景子氏が辞任したことで、業界全体が見直しを検討。NHKも、「10月中になんらかの結論を出すだろう」と業界も注視している。

 昨年は起用しない理由があったが、1年経ち起用しない理由がなくなった。このままNHKだけが起用しないのは不自然に映る。起用すると見るのが多くの見方。折しも、今月末に「紅白」の出場者が発表される。その前に結論を出すと思われる。大筋は起用再開して紅白発表がスムーズな流れだろう。

「今回は1、2組のグループを出すことでSTARTO社との関係を元に戻す。他の番組への起用は年明けでは」(音楽関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…