著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ピーコさんが死去…弟おすぎさんは「ずっと福岡で暮らしたい」と真剣に話していた

公開日: 更新日:

 双子タレント「おすぎとピーコ」のピーコさん(享年79)が亡くなっていた。最近は仕事が減っていたこともあって、3年ほど前に個人事務所を閉鎖。連絡が取りにくい状況になっていた。本人は認知症が出ていると自覚して昨年の夏から高齢者施設に入居していた。その後、今年8月に体調を崩し、神奈川県内の病院で9月に帰らぬ人となった。

 僕はピーコさんにはあまりお目にかかったことはないが、弟のおすぎさんとは一緒に酒を飲んだことがある。

 ちょうど彼が福岡県に拠点を移し、福岡ローカルの仕事を中心に活動していた頃だ。僕が出張で宿泊していたホテルのバーで飲んでいたら、おすぎさんが僕を見かけ「あら、リポーターの人じゃない」と声をかけてきた。

 僕が「昔、コメントをもらったことがありますよ」と言うと、「覚えてないわぁ」といった、たわいない会話から始まった。

 その際、「ずっと福岡で暮らしたい」と真剣に語っていたことが印象に残った。残念ながら、おすぎさんはピーコさんより早く認知症を患っていて、ずっと神奈川県の高齢者施設に入っている。今回のピーコさんの葬儀にも参列することができなかった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋