「めざましテレビ」などで活躍した西田美歩さんは“介護タレント”に…きっかけは入籍と不妊治療

公開日: 更新日:

西田美歩さん(タレント/38歳)

 今から15年ほど前、「めざましテレビ」(フジテレビ系)や「おもいッきりPON!」(日本テレビ系)など朝の情報番組でリポーターやお天気お姉さんとして活躍していた西田美歩さん。明るく元気で、なぜか芸人とコントも披露していた。西田さん、今、どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

 西田さんに会ったのは、東京・大田区内のとある駅。待ち合わせにロードバイクで颯爽と現れ、まずはこう言った。

リハビリ型のデイサービスと訪問介護でパートのヘルパーとして働き、訪問介護はこの5月で辞めたんですけど、利用者さんのお宅にこの自転車で回っていました。今は以前から働くデイサービスと、新しく居住型の老人介護施設の両方で働いています」

 西田さん、介護業界に転身していたのだ。

「あ、でもタレントをやめたわけではないんですよ。閉鎖的で暗く思われがちな介護の世界を、一般のみなさんに明るく楽しく伝えていきたくて、“介護タレント”としても活動しています」

“介護タレント”は西田さん自ら考え出した肩書。高齢者専門チャンネル「旅介(たびすけ)TV」でアシスタントやリポーターをしているそうだ。それにしても、なぜ介護?

「2017年に入籍したんですけど、結婚前提の交際だったのでその前から不妊治療をしていて、芸能活動はセーブしていました。両立は難しくて。代わりに、何かアルバイトをしようと、とにかく自宅から近い所で探していたところ、リハビリ型デイサービスが目に留まったんです。介護についてまったく知らず、デイサービスが何なのかも知らないまま建物の外から様子をのぞいてみたら、スポーツジムみたいに運動器具がたくさん並び、高齢者とスタッフさんが楽しそうだったんです。それで応募して働いてみたら、すっかり介護業界の面白さにハマってしまいました。シフト制で、週3~5日働いています」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情